相談前の状況
依頼者は高齢の奥様でした。
夫名義の自宅に長男夫婦とで一緒に住んでいたのですが、夫が亡くなってしまい、その後、長男夫婦との折り合いが悪くなってしまいました。
今ではその家を出て長女の家に身を寄せています。高齢で老人ホームへの入所なども検討しなければならないのですが、夫名義の自宅を売却する以外にそのようなお金を捻出することもできません。
どのように対応したらよいのかわからず、吉原隆平綜合法律事務所へ相談に行きました。
解決への流れ
受任後、弁護士はすぐに、夫名義の自宅を売却するために遺産分割調停を申し立てました。
紆余曲折あったものの、遺産分割調停では夫名義の自宅の土地建物を任意売却して相続人間で分配することで話がまとまりました。
その結果、土地建物の売却により概ね相続分どおりのお金を取得することができました。
吉原 隆平 弁護士からのコメント
賃借人が賃料を滞納しつつ退去しない理由は様々です。
本件では、入居者と連絡が取れず、賃料未払いの状態が続いてしまっていました。
オーナー様にとって解決したい問題である一方で、入居者にとっても、長期化すると債務が増加します。
弁護士の判断として、早期に話し合いで解決が可能かを見極められたことが早期解決の結果に繋がったと考えます。
このようなことでお困りの場合は、弁護士への相談をお勧めいたします。