解決事例
Case Study
吉原隆平綜合法律事務所が行った様々な解決事例をご紹介
解決事例 個人刑事弁護・少年事件
【控訴審】【実刑→控訴審で執行猶予付判決】オレオレ詐欺の加担をしてしまい逮捕されたが、弁護士に依頼をして刑が減刑できた事例

相談前の状況
依頼者は被害者3名のオレオレ詐欺に加担してしまい逮捕されてしまいました。
何故、このような犯罪に手を染めてしまったかというと、お金に困っていて、SNS上の「高時給バイト」という言葉に目がくらみ魔がさしてしまったとのことでした。
一審は国選弁護人で対応し、一審判決で懲役2年半の実刑が言い渡されてしまいました。
「実刑」という重い判決が出ると思っておらず、まだ控訴審が始まる前であったため、控訴審で何かよい方法はないかと考え、吉原隆平総合法律事務所に相談に来られました。

解決への流れ
相談終了後、弁護士は、本人も相当反省をしており、実刑は重すぎると考えて、控訴審を受任することを決意しました。
受任後、弁護士は、オレオレ詐欺の被害者3名に対して、謝罪と示談交渉を希望する手紙を郵送し、誠意を持って示談交渉をしました。
最初は全く連絡すらとってくれなかった被害者の方々も、弁護士の熱意をもった連絡と、弁護士から伝わる加害者の心からの謝罪を受けて、最終的には、すべての被害者と示談が成立して、1審で実刑判決であったにもかかわらず、控訴審で執行猶予付判決を得ることができ、被告人はもちろん、被告人の家族も大変喜んでいました。

吉原 隆平 弁護士からのコメント
本件は、弁護士として大きなやりがいを感じることができた案件でした。
過ちを犯す可能性は誰でもあり、更生をする過程で、加害者が責任を認め、自分自身を見つめ直し、被害者の方へ誠意を持って謝罪することが大切ですが、弁護人は、その謝罪の気持ちをどううまく伝えられるかで力量が問われます。
弁護士は、依頼者のために最後までサポートしますので、お困りの際は、弁護士へのご相談をお勧めいたします。