相談前の状況
ボーリング場のテナントを所有しているオーナーからの相談でした。
テナント賃料の支払いが滞ったため、借主である法人に賃料請求と建物明渡請求をしたいと考えていました。
しかし、ボーリング場の明渡しに関する強制執行の事例は珍しく難易度が高いと考えていました。そんな中、吉原弁護士とお話しする中で「ぜひチャレンジしてみましょう!」と気さくでありながら、心強い声のトーンで背中を押していただいたので依頼をすることに決めました。
解決への流れ
ボーリング上の明渡しをする上で、ゲームを実施する上で使用される設備(レーンやバーなど)の仕分け(建物に附合するのか等)や、お客に貸し出す靴やボーリングの玉などの備品など、通常の施設の明渡しよりも備品量の多さがあり、とても考えることが多く、やりがいがある内容でした。
珍しいケースで、裁判所の執行官も初めての経験だとおっしゃっており、裁判官と協力できる体制を構築した上で、色々と学ばせていただきながら、無事、無事明け渡しを成功させることができました。
吉原 隆平 弁護士からのコメント
全国的にも珍しいケースだったため、オーナー様にはとても喜んでもらうことができました。本件は弁護士冥利に尽きる内容で、今でも依頼者に対して「最後まで諦めない」自分のスタイルを確立することができた成功体験でした。当職は、本件の実務経験により、これまで発生してこなかった前例がない特殊な明け渡しについて柔軟な対応ができると考えております。
例えば、トランクルームの明渡しや、Amazonなどで使用される物流倉庫の明渡しなど、これまでに前例がないけれども持ち前のアレンジ力で、裁判所の執行官とも相談しながら依頼者の要望にお答えできるよう取り組めます。
本件のようなこれまでに存在しなかった特殊な建物明渡しに関しても積極的にチャレンジする事務所ですので、お気軽にご連絡くださいませ。