相談前の状況
依頼者は都内で歯科クリニックを開業されている医院長でした。
売上減少や人材流出により経営が悪化し、事業経営も厳しく、融資が受けにくくなり、設備投資や運転資金が不足など八方塞がりの状況でした。
最近のニュースで聞くところの「後継者難倒産」の典型例のような状況でした。
本人の高齢化もあり、気力・体力共に厳しくなる中、吉原隆平綜合法律事務所に相談に来られました。
解決への流れ
受任後、本人との対話を実施。真摯に向き合い本人の移行を全て確認しました。
やはりご本人が高齢化していることもあり、時間と体力が必要な事業継続には後ろ向きであったこと、院長個人の保証債務などの存在を含め、本人のご判断で破産の手続きとなりました。
弁護士は申立代理人として速やかに破産という手続きをとり、できる限り早く新たなスタートができるように動き最善の方法を尽くし、解決に導くことができました。
その後、お金に関する心労がなくなったため、ご本人様の心身の状態もとても良くなり、新たなスタートを切ることができました。
吉原 隆平 弁護士からのコメント
法人破産は最終手段です。本件は、後継者不在が長期化した結果、ご本人の高齢化も加わり、選択肢が狭まった結果です。
もしご自身がそのような状況にあるなら、築き上げた一国一城(クリニック)の今後を決断する重要な意思決定について、専門家である弁護士に相談することが解決に向けた最善の行動となりえるかと考えます。
当事務所は見積り無料です。貴方の盾となり、羅針盤となり、今後の生活を守るため、再出発するために、最適な方法で戦い、進むべき道をご提案します。
お電話をいただければ、その場で費用等をご提示いたします。どんなことでも気軽にご相談ください。