相談前の状況
工場のライン用ロボットを作るメーカーの社長からのご相談でした。東日本大震災の影響により、資金繰りが悪化。取引先や仕入先などにも、なんとか支払い期日を引き延ばしにしてもらいながら、事業を続けていたものの、ついに事業が立ち行かなくなってしまいました。苦渋の決断では会ったものの、破産を決意され当事務所にご相談に来られました。
解決への流れ
受任後、申立代理人として速やかに破産という手続きをとり、できる限り早く新たなスタートができるように動きました。具体的には、債権者(取引先、仕入先など)や選任された破産管財人などの対応を行いました。
依頼者の社長はご家族や従業員の生活を非常に心配されていましたが、 最善の方法を尽くし、解決に導くことができました。
会社は破産してしまいましたが、現在ではご子息が新たに法人を作り、一家としての経営は再建しつつあります。
吉原 隆平 弁護士からのコメント
一度、破産という形になってしまったとしても、経営者として事業を築き上げた実力のある方であれば、復活することは十分可能であると考えております。破産寸前の時期には、不安で押しつぶされそうで、目の前が真っ暗になるかもしれません。
しかし、 豊富な経験をもとに、進むべき道のりをご提案します。最適な方法で、再出発するためのサポートをいたします。
会社の事業内容・財産状況・債権額・債権者数等をお聞きし、その場で弁護士費用の見積金額をお伝えします。まずはお気軽にお電話ください。