解決事例
Case Study
吉原隆平綜合法律事務所が行った様々な解決事例をご紹介
解決事例 個人刑事弁護・少年事件
【盗撮】【示談金:10万円】被害者と示談ができて不起訴になり前科がつかなか った事例

相談前の状況
依頼者は、魔が差してしまい、出張先のエスカレーターで、スマートフォンを使い、前に立つ女性のスカート内部を撮影してしまいました。その現場を周囲に見られており、現行犯逮捕されてしまいました。
仕事もあり、家族もいたため、どうしたらよいか不安になり吉原隆平綜合法律事務所へ相談に来られました。

解決への流れ
受任後、弁護士主体で行動した結果、当初は聞く耳も持たなかった被害者から「ご本人からの連絡は怖くて嫌ですが、弁護士からの連絡ということであれば話を聞きます。」との返信をもらうことができました。
実際に被害者と弁護士があって話をすると被害者は相当怒っており、処罰を与えたいという意思を強く感じました。怒りを静めてもらうため、本人が反省の日々を送っていることを話し、早期の示談が被害者にとってもプラスになること(犯罪が公になれば本人が解雇となり経済的に行き詰まる可能性があるが、早期の示談に応じてもらえれば確実に示談金を払える、被害者が検察庁や裁判所等で事件の状況を再び説明する必要はなく、二次的な精神的被害が生じない等)を誠意をもって説明したところ、示談に応じてもらうことができました。
最終的に、依頼者は不起訴処分となり、前科もつかず、影響を最小限にとどめることができました。

吉原 隆平 弁護士からのコメント
本案件のような盗撮被害や、性犯罪等の被害者は、感情的になっており、本人への嫌悪感・恐怖感もあることから、本人からの連絡を許可しない場合が多いです。第三者的な弁護士であれば、連絡を許可し、示談交渉に応じてもらえるケースがありますし、経験豊富な弁護士が、被害者にとっても示談にメリットがあることを説明すれば、示談に応じてもらえる可能性も高くなります。
お困りの方は、すぐに弁護士へのご相談をお勧めします。